いや、正確には便座と便器をつなぐ……なにこの……なに?とにかくつなげる部分が壊れたんですよ。
というか、そもそもよくよく見るとこの……つなげる部分?に微妙な修繕痕があるのはなんとなく把握していたんだけどね。
とにかくぶっ壊れたんです。
ここは賃貸です。もしかすると賃貸物件の管理会社なり大家さんなりに伝達するべきかもしれません。
というわけで賃貸物件の契約書を開きます。ここの管理は管理会社などに委託されているわけではなく、大家さんに直接連絡する必要がありそう。
まじかあ。それはそれとして「電球やゴムパッキンなどの小修繕は借主の負担にて」の文字。いやこれは……これはどっちだ?
便座が壊れたんじゃない!便座と便器をつなぐ……あの……ええと、これなんて言うことにします?とりあえず「部品」もし黙読するなら脳内では「かぎかっこつきのぶひん」とでも呼びましょうか。英語なら PARTS ですね。
この「部品」は電球やゴムパッキン相当か?それとも便座や便器のような備え付け品相当か?これをはっきりさせられるまで私はぐらぐらする便座(とりあえず余っていた滑り止めを敷いた)の上で落ち着かずに尻をそっとおろし用を足す必要があるのか!?
迫りくる尿意!なんなんだよもう!誰か説明してくれよ!デデドン!
ひとまずそっ……と便座に尻をおろすことで用を足せたため、尿意は落ち着いた。カフェインの取りすぎで頻尿気味なので、とりあえず次の尿意までにこの「部品」の値段と名称などなど、はっきりさせられるところは調べてみよう。
そういうわけで色々調べたところ、どうやらこの「部品」の名前は「便座取付具組品」と言うらしい。贅沢な名だねぇ、お前の名前は今から「品」だよ!わかったら返事をしな「品」!
この「品」地味に高い。具体的には2300円〜2500円程度だった。ところでおそらく便座と「品」のセットで5000円程度になる。結構高い。
っていうか「品」が大体便座と同じ価格じゃないか。いやグラム単価だと結構ふりかけは高いとかそういう話はあるけど。便座とタメ張れるのか、小さなお前1セットで。
と、なんだかバトルものマンガで実は後ろにいたちっちゃいやつが本当のボスだったみたいなことを考えてしまったけど。
いや、でも落ち着いて調べてみるとLED電球だって1000円〜3000円ぐらいだ。電球は口金の規格もあるし、各社の企業努力などもあって値段の幅もある。でもこれはTOTOがTOTOの便器とTOTOの便座をつなぐためだけに出しているTOTOの「品」なわけだ。
たとえばこれが、Amazonが提供するAmazon SMART BENZAだったらこの交換パーツ単体では売らずに便器全体を最新のものにするしか選択肢がなかったりするんだろう。そう考えると急にこのTOTOがTOTOの便器とTOTOの便座をつなぐためだけに出しているTOTOの「品」が尊いものに思えてきた。
あとそもそも2500円は別に言うほどではない。たぶんこの「品」正式名称「便座取付具組品」を勝手に交換したことが大家さん的にはちょっと受け入れられずに交換費用を請求されたとしても、実費の2500円以上を請求されることはないと思う。大家さんと思しき方は何度か見かけたことがあるけれど、穏やかないい人そうだったし。あともし仮にものすごく偏屈で短気な人でもこの「便座取付具組品」がちょっと変わったぐらいで怒るのは難しいはずだ。っていうか気付けるかも怪しいのでは?
なんかかっこいい型番なのでちょっとだけ「おお」となってしまうのだけど、いざ壊れるまで気にも留めない方も多いであろう「便座と便器をつなげるためのあの部品」のことだ。
まあそういうわけで楽天で買いました。水曜日に注文して、日曜日には届いた。のでこうやって安堵しつつ謎の記事を書いているというわけ。
地味に4日ちょっと微妙にぐらぐらする便座に尻をそっとおろして用を足すことになったのはなんとも言えない微妙な気持ちになったけれど。
新しく届いた「品」と、今までついていた「品」を改めて比較すると若干だけど違う?ような感じがする。おそらく少しずつアップデートとかされてるんだろう。たぶん。っていうかまあいざ届くと思うのは、まあゴムパッキン相当ですねこれは。
そういうわけで取り付けを行ったのがこちら。
若干色が馴染んでない気もしなくはないけれど、まあちょっとした誤差の範囲だと思う。風呂場の電球の色が入居時が電球色だったけど退去時に昼白色になったよりかは気にならない誤差だと思う。
いや、もちろんこれが真っ赤とか黒とか虹色とかならまあ、風呂場の電球をピンクに変えられたくらいの衝撃はあると思うけど。
便座が壊れた日:
書いた日:
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